60cm水槽で山岳レイアウトをつくる【2章】

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ジングルベール ジングルベール 鈴が~なる~
それは仕事の終わりを告げるチャイムだ。
しかし、我々社畜戦士にとっては『始まりの鈴』なのである。。。

どうも黒田です。
今回は60cm水槽で山岳レイアウトの植栽編をお送りします!

初めての方は第0章からご覧下さい!

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60cm水槽で山岳レイアウトをつくる 植栽編

ということで植栽編をお届けしていきます。
今回は前景草を植えていきますよー 

水草① ショート・ヘアーグラス

エントリーNo.1

ショート・ヘアーグラス!!
前景草の中でもとても根強い人気の草です。
特に合うのが岩組による草原レイアウト!!

ADA創設者の天野氏の三尊石組レイアウトの草原は
アクアリストなら一度は憧れますね!!

育成もそこまで難しくないです。
ランナーと呼ばれる地中で横に伸びる茎を伸ばして増えていきます!

夏に草原レイアウトを作ると清涼感もあっておすすめです!



水草② キューバ・パールグラス

エントリーNo.2 
キューバ・パールグラス!!!

こちらも前景草の人気種。
葉がとても小さいので小型水槽やボトルアクアなどでもしっかり活躍できます。

比較的硬度の高い水質の方が成長が良いと言われています。
そのため、今回のような青華石龍王石など硬度が高くなる傾向にある
石を用いたレイアウトにはもってこいの水草ですね! 今回初採用です!

水草③ ニューラージ・パールグラス

エントリーNo.3 
ニューラージ・パールグラス!!!

前景草の最も人気な水草と言っても過言ではないでしょう。
今回カップを買いはしたんですが、余っているものがあったのでとりあえずおいてます笑

緑の絨毯を作るもよし。
高いところから垂れ下がった雰囲気を出すもよし。

個人的には万能な水草と位置付けています。
成長も中々早く、扱いやすいイメージです! 


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植栽準備

今回はミスト式でやろうということでADA社の組織培養を購入してますので
下準備が必要ですね! 通称寒天を取り除いていきます。

寒天が残っているとカビの原因となってしまうので綺麗に取り除きます
勢いの強いシャワーヘッドで簡単に取り除くことが可能です!

そのあとは細かく小分けにしていきます。
その状態がこちら。。。

まぁ~この作業が大変です・・・
根気よくやるしかない・・・ 
小分けにしている方が綺麗に成長する気がします。




植栽作業

ちょちょちょっと植栽しました。
前景草に関してはやはり根を張るまでは注水してしまうと浮く恐れがあるので
水を入れる際はやや深めに植えておきましょう。
緑がちょこっと見えている程度でもしっかりと増えます。
先の細いピンセットを使うことで植えやすくなります。
ADAのピンセットリベラの『漣』を使うと間違いないです!


ミスト式の場合はソイルの上に乗せるだけでも大丈夫です。
ライトの光を浴びて根っこを伸ばしていってくれます。

ただ、今回のミスト式には懸念点がひとつあります。。。



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ミスト式について

皆さん、ミスト式ってご存知でしょうか?
ミストとは『靄(もや)』ですね。 ミスト式では水蒸気を指します。

水槽内の湿度を高く保ちつつ、ライトの照明で水草を水上展開させます。
湿度を保つためには上記の写真のようにサランラップなどで『密閉』します。

メリット、デメリット考えてみます。

ミスト式のメリット

  1. 成長が早い
  2. 傾斜を維持しやすい
  3. コケが生えない

こんな感じでしょうか。

ミスト式の場合、結構成長が早い気がします。
緑の絨毯を目指している方などにはおすすめできますね!

レイアウトの基本としてソイルなどで傾斜をつけることが多いです。
水を入れるとその傾斜が時間と共に消えていく経験はありませんか?
なので注水前に水草にしっかり根を生やしてもらい、ソイルの雪崩を防止します
自然の山もあの形状を保持できるのは山の木々が育っているからですね!

注水していないので5hだろうが10hだろうが照明を当てていても
コケが発生しにくいです! 忙しい社会人にはありがたいですね^^

ミスト式のデメリット

  1. カビが発生する
  2. 冬場は不向き

この2つがデメリットの大半を占めています。

ミスト式で失敗される方はおそらくカビや虫ではないでしょうか?
カビが生えないようにする対策をご紹介します。

①定期的に換気を行う。
 密閉といいましたが、定期的に換気をすることで新鮮な空気を送りましょう。
 これだけでかなり変わってきます。 

②流木の使用は極力避けるのが無難。
 流木は有機物の塊です。 そのため、避けるのが無難でしょう。
 注水後に入れたり、石組レイアウトの時にミスト式をすると良いでしょう!

そして今回の懸念点。 冬であるということ。

ミスト式の要は湿度を高く保つこと。
そのために必要なものが気温です。

なるべく20度以上を保つ方がいいです。
我が家は12月現在、夜中から朝には1桁です。 そのため水蒸気が発生しません。
これはかなり難しい状態ですが、ひとまずこのままやってみようと思います。笑


まとめ

まずは前景草の植栽をしてみました。
冬場のミスト式ということでやっていますが、おそらく失敗します。

そして次の手は考えているのでまずはそれを試してみます。
次回はその工程をお届けしますね!


ではでは~^^

↓↓次の記事はこちら↓↓

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