ミックスメダカとは?メリット・デメリットと選び方|50匹買ってみた本音レビュー

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こんにちは! くろだあくあです!

夏本番ですね…
毎日暑くて大変です。

そんな時期の涼の取り方の一つとしておすすめなのが

ビオトープ

植物が茂った屋外ビオトープの水槽

そんなビオトープの住人としてしばしば用いられるメダカたち。
今回はそんなメダカの購入の選択肢のひとつ「ミックスメダカ」について、実際に50匹購入した体験とあわせてご紹介します^^

先に結論だけお伝えすると、ミックスメダカは「安くいろんな見た目のメダカを楽しみたい人」には向いていて、「狙った品種・綺麗な色をしっかり増やしたい人」には向いていません
この記事では、その理由を「固定率」という仕組みから、代表的な品種例、色を綺麗に育てるコツ、選び方、飼育の注意点まで順番に解説していきます。


動画版はこちらから

ミックスメダカ50匹買ってみた! 気になる中身は? おためし改良メダカ
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ミックスメダカとは?「固定率」から仕組みを理解する

ショップに並ぶ様々な品種のメダカの水槽

楊貴妃・幹之・オロチなどなど
メダカの品種には多種多様なものが売られております。
そんな中度々見かける『ミックスメダカ』

今回はこちらを購入しましたので、ミックスメダカについて詳しく書いていこうと思います!

①ミックスメダカとは?

くじ引きのチケット(ミックスメダカのガチャ要素のイメージ)

『ミックスメダカ』とはそもそもなんぞやということを少し見てみましょう。
ミックスとはそもそも雑種に近いかと思います。

メダカってショップに行っても色んな品種が色んな金額で売られていますよね。
1匹100円くらいの品種から上はまさに青天井…

そんなメダカの品種が混ざった種類達。
って感じのイメージでしょうか?
繁殖を生業としているメダカ屋さんではしばしば聞く言葉、それが

『固定率』

固定率とは、親メダカと同じような見た目の子が生まれる確率のことです。作出されてから時間が経ち、選抜・累代を重ねてきた品種ほど固定率は高くなる傾向にあります。たとえば人気品種の楊貴妃は固定率が非常に高いことで知られており、親から採った卵のほとんどが親と似た朱赤の姿に育つといわれるほどです。

逆に言えば、同じような見た目の稚魚が高い確率で生まれないと、品種として安定して売ることができません。

その固定率が不安定なものをいろいろ混ぜ混ぜしたものが『ミックスメダカ』として売られています。
品種にこだわらない場合、色んな見た目のメダカが入っていてお得!! と言えるでしょう。

生産者側の視点で見ると、ミックスメダカは決して「質の低いメダカの寄せ集め」というわけではありません。累代飼育の過程では、色や柄が理想からわずかに外れた個体、単品種として選別に漏れた個体がどうしても一定数生まれます。それらを廃棄せず、ミックスとしてまとめて安価に流通させる、いわば生産の副産物を有効活用する仕組みでもあります。だからこそ、掘り出し物のような綺麗な個体が紛れ込んでいることも珍しくありません。

メリットデメリット
いろんな色・柄のメダカを安く楽しめる狙った品種・色を選んで買うことはできない
初めてでも気軽に始めやすい価格帯固定率が低く、繁殖しても親と同じ姿になりにくい
「何が入っているか」のガチャ感覚を楽しめる品種を揃えて計画的に交配を楽しみたい人には不向き

要するに、ミックスメダカは「品種の勉強をしながら、いろんな表情のメダカを気軽に飼ってみたい」という目的にはとても相性が良く、「特定の品種を計画的に増やしたい」という目的とは相性が良くない、と覚えておくと選びやすくなります。

なお、「ミックスメダカ」という同じ名前で売られていても、中身の色柄の割合はショップやロットによってかなり差があります。その生産者が普段どの品種を主力で育てているかによって、混ざりやすい系統の傾向も変わってきますし、繁殖シーズンの後半になるほど、その年生まれた選別漏れの個体が増えて内容が変わることもあります。「同じミックスメダカだから中身も同じ」とは限らない、という点も知っておくと、購入時の期待値がずれにくくなると思います。

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【体験談】50匹購入して分かった中身

②どんな種類が入ってたの?

購入したミックスメダカを黒系・赤系・ラメ入りに分けた様子

私は品種には疎いので詳しい品種はわからないです。
そんなメダカ素人でも分別してみました。
左から、べっぴんさん、べっぴんさん、一人飛ばして…

間違えた。

左から…

  1. 黒系
  2. 赤系
  3. ラメ入り

といった具合に容器を分けてみました。

割合としては上の画像を参照にしてみてください。
赤系が約半数程、次いで黒系、10匹いるかどうかくらいがラメ入りでした。
(アップした映像はYouTubeにてご覧ください)

50匹という数を分けてみて感じたのは、「同じ『黒系』でもラメの入り方や体型の丸み、ヒレの伸び方が一匹ずつ微妙に違う」ということ。固定率の低さは裏を返せば、この「一匹ずつ違う」個性そのものでもあります。届いてすぐの状態では体色が薄い個体も多く、数週間かけて少しずつ本来の色が乗ってくる過程を見比べるのも、ミックスメダカならではの楽しみ方だと感じました。

③こんな人にはおすすめ!!

色とりどりのメダカが泳ぐビオトープのイメージ

多種多様なメダカを飼育したい方

私が今回購入した1番の理由はこちら。
特にビオトープを立ち上げた方なんかには非常にオススメしたいです。

立派に育った植物生い茂るビオトープに色とりどりのメダカたち。
それはもう想像だけでお米が食べられます笑


ガチャ要素が好きな方

『ガチャ』という響きでテンションが上がる人もいれば頭を抱える人も…
不思議な言葉ですね笑

とはいえこのガチャはハズレ無しのくじ引き感覚
当たりはラメ入りなどでしょうか?

おっ! こいつめっちゃ綺麗やん!!
って個体を見つけると、よりお得感が得られます^^

石ガチャや流木ガチャなどがお好きな方は是非運試しにいかがですか??

安くで多くのメダカを飼育したい方

特に初めてメダカを飼育する方などは『安く抑えたい』もの。
そんな方々にもオススメ出来るんではないでしょうか?

勿論ショップによりますが1匹100円程度の計算で販売されているイメージです。
先述したように『固定率が低い』ので安く提供できるわけですね。

探すことは難しいですが、個人でメダカを楽しんでいる方などへお願いすると
更に安くで入手できる可能性もありますので
知り合いでメダカ飼育をされている方がいるといいかもしれませんね☆
あとはフリマアプリなんかもいいかもしれません。

ただ、個人で売買している人については詐欺なども横行しているため
充分にお気を付けくださいませ。(勿論全員ではありません)取引前に出品者の評価・実績を確認する、代金引換や梱包状態の写真を事前にもらうなど、自衛策をとっておくと安心です。

④こんな人はオススメ出来ない?

容器いっぱいに増えたメダカのイメージ

交配を楽しみたい方

普通に繁殖させて数を増やすのなら問題ないのですが
 綺麗な種類のメダカをどんどん増やしたい!
 オリジナルの品種を作ってやる!

そういった方にはミックスメダカはオススメ出来ません。
先述した『固定率』が低いケースが多いためです。

上記2点について不可能ではないのですが、とんでもない時間が必要になると思います。
品種にこだわるのであれば初めから正式な品種提示をされている個体を購入する方が
結果までが早いですし、無難だと思います。

飼育スペースが限られている方

この理由は単純明快。

メダカは繁殖が容易に出来てしまう!!

ミックスメダカは色々な品種のメダカが多く入っています。
メダカは品種は違えど多くが同じ起源の為、♂♀揃えば繁殖することが多いです。
それが良い点であり良くない点でもあります…

どんどん数が増えていって水質が悪化し全滅・・・
なんて結果も見え隠れします。

回避する為に容器を分けることが出来ればいいですが
それは敷地に余裕のある人間のみなせる業…

なので飼育スペースに余裕のない方は1ペア5匹売りなどのモノが良いかもしれません。

綺麗な特徴を持ったメダカが欲しい方

これも先述した通りで、質を求めるならキチンと品種明記されたものを購入しましょう。
勿論ミックスメダカでも綺麗な個体が入っているんですが
運要素が強いです。

おいおい繁殖を検討するのであれば初期投資しましょう笑

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ミックスメダカによく入っている代表的な品種例

「黒系・赤系・ラメ入り」だけだとイメージが湧きにくいと思うので、ミックスメダカによく紛れ込んでいる代表的な品種の系統を簡単に紹介します。品種名までは分からなくても、「この特徴の子か」と分かると飼育がぐっと楽しくなります。

  • 楊貴妃(ようきひ)系:朱赤の体色を持つ定番品種で、改良メダカブームのきっかけになったとされています。固定率が高い品種として知られ、ミックスの「赤系」にはこの系統や、そこからさらに色を濃くした「紅帝」系がよく混ざっています。
  • 幹之(みゆき)系:背中に金属光沢のような「体外光」が入るのが特徴。光の当たり方で背中が輝いて見え、体外光がどこまで伸びているかで見た目の印象が大きく変わります。
  • 三色系:白・黒・赤(または白・黒・オレンジ)の3色が体に乗る品種。柄の入り方は一匹ごとに大きく異なるため、同じ「三色」でも表情が全く違って見えます。
  • オロチ系:全身が黒く色揚がりする品種。ミックスの「黒系」の中でも特に濃く、ヒレの先まで黒い個体はこの系統の可能性があります。
  • ラメ系:体表に細かい光沢(ラメ)が乗る品種群の総称。光を反射してキラキラ見えるのが人気の理由で、黒容器で飼育すると輝きが際立ちやすくなります。
  • 更紗(さらさ)系:白地に赤や黒の柄が入る、いわゆる「まだら」模様の品種群。錦鯉の更紗模様に由来する名前で、柄の出方に個体差が大きいのが特徴です。
  • ダルマ体型:背骨が詰まって体型が丸くなるタイプ。色柄とは別軸の「体型」の改良品種で、ミックスに稀に混ざることがあります。

改良メダカは2019年時点ですでに550種類以上が確認されているとされ、今なお新しい品種が生まれ続けている世界です。ミックスメダカを眺めていると、こうした系統の特徴が偶然掛け合わさった個体に出会えることがあり、それも醍醐味のひとつだと思います。

色をきれいに引き出すための飼育のコツ

せっかくいろんな色・柄のメダカを迎えるなら、それぞれの発色をできるだけ良い状態で楽しみたいですよね。ミックスメダカに限らず、メダカの色揚げには次のようなポイントが関係すると言われています。

  • 日光に当てる:屋内飼育よりも屋外・ビオトープでの飼育の方が、日光を浴びる時間が長くなり色が濃く出やすい傾向があります。室内飼育の場合は、日光に近い波長のLEDライトを使うのもひとつの方法です。
  • 色揚げ効果をうたう配合飼料を使う:市販のメダカ用フードには、色揚げ成分(カロテノイド系など)を配合した製品があります。普段の主食に混ぜて使うのが一般的です。
  • 容器の底や背景の色:黒い容器で飼育すると、周囲の色に対応して体色を濃くする「保護色」的な反応により、発色が引き締まって見えやすいと言われています。逆に白や明るい容器では体色が薄く見えることがあります。
  • 水質・水温の安定:ストレスの多い環境では発色が乗りにくくなります。水換えの頻度を一定に保ち、急激な水温変化を避けることも色揚げの土台になります。

また、繁殖期のオスは「婚姻色」と呼ばれる、普段より鮮やかな体色になることがあります。ミックスメダカの場合、普段は地味に見えていた個体が繁殖期になって急に綺麗な色を見せてくれる、という嬉しい発見もあります。真上から見た「上見(うわみ)」と、水槽越しに横から見た「横見(よこみ)」でも色の見え方が変わるので、両方の角度から観察してみるのもおすすめです。

レイアウト面では、容器の底床や背景を黒〜こげ茶系でまとめると、赤系・黒系・ラメ系いずれの発色も引き締まって見えやすくなります。逆に明るい色の砂利や白っぽい容器は、全体を明るく涼しげに見せたいときには向きますが、体色そのものはやや淡く見える傾向があります。「どちらが正解」ということはなく、見せたい雰囲気に合わせて選んで問題ありません。

エサの形状にもいくつか種類があり、粒の小さいフレークタイプは稚魚〜成魚まで幅広く使いやすく、沈みにくいため水面付近で食べる様子を観察しやすいのが特徴です。顆粒タイプは沈む速度が製品によって異なり、水面と底の両方で活動するミックスメダカ全体にエサが行き渡りやすい利点があります。時々冷凍アカムシなどの生餌を与えると、嗜好性が高く食いつきが良いだけでなく、動物性タンパク質の補給にもなります。毎日同じエサだけに偏らせず、数種類をローテーションすると、個体差の大きいミックスメダカでも全体に栄養が行き渡りやすくなります。

オスとメスの見分け方

ミックスメダカは色柄がバラバラな分、まずはオス・メスの見分け方を押さえておくと、繁殖させるかどうかの管理がしやすくなります。品種による色柄の違いとは別の基準なので、ミックスメダカでも同じ方法で判別できます。

  • 尻ビレの形:オスは尻ビレが大きく、平行四辺形に近い形をしています。メスの尻ビレは小さめで、後方が細くすぼまった三角形に近い形です。
  • 背ビレの切れ込み:オスの背ビレには根本近くに切れ込みが入ります。メスの背ビレには切れ込みがありません。
  • 体型:メスは産卵のためにお腹側がふっくらと丸みを帯びやすく、抱卵期にはお腹に卵が透けて見えることもあります。

稚魚のうちはヒレの違いがはっきりせず、判別が難しいことが多いです。生まれてから2〜3ヶ月ほど育て、体長が2〜3cm程度になる頃を目安に見分けるとわかりやすくなります。

繁殖期が近づくと、オスの胸ビレの付け根あたりに「追星(おいぼし)」と呼ばれる小さな突起が現れることがあります。これはメスに寄り添って産卵を促す際に体を固定するための器官で、繁殖期特有のサインのひとつです。普段はオス・メスの区別が付きにくいと感じる方でも、繁殖行動が始まる時期に注目すると見分けやすくなります。

購入先の選び方と注意点

ミックスメダカは主に次のような場所で購入できます。それぞれの特徴を簡単に整理しました。

購入先特徴
アクアショップ・ホームセンター実際に見て状態を確認できて安心。相場より少し高めのことが多い
通販(Amazon・楽天など)種類が豊富で自宅に届く。到着時の水合わせは特に丁寧に行う必要がある
個人売買・フリマアプリ安く手に入ることがあるが、状態や梱包の質にばらつきが大きい

通販で購入した場合、到着した個体は輸送のストレスを受けています。到着してすぐに水槽へ入れるのではなく、水温・水質をゆっくり合わせる「水合わせ」を必ず行いましょう。詳しい手順はこちらの記事にまとめています。

メダカ・魚の水合わせのやり方

到着した袋を開ける前に、次のポイントもあわせてチェックしておくと安心です。

  • 元気に泳いでいるか(底でじっとしたまま動かない個体がいないか)
  • 体表に白い点や綿のようなもの、傷や充血がないか
  • ヒレが破れていたり、極端に閉じたままだったりしないか
  • 袋の水が極端に汚れていたり、酸欠で個体がぐったりしていないか

気になる個体がいた場合は、しばらく別容器で様子を見る「トリートメント(隔離観察)」を挟むと、既存の飼育容器への病気の持ち込みを防げます。特に真夏・真冬の輸送は水温変化が大きくなりやすいので、発送時期にも気を配っておきたいところです。

初期費用の目安

ミックスメダカ本体は1匹あたり100円前後からと安価ですが、飼育を始めるにはメダカ本体以外にも道具が必要です。すでに水槽・容器を持っている場合とゼロから揃える場合とで、初期費用は大きく変わってきます。

用意するもの目的
飼育容器(トロ舟・プラ舟・水槽など)メダカの飼育スペース。数が多いほど大きめのものが必要
底床・赤玉土などバクテリアの定着、水質の安定、水草の植え込み
水草(浮草・沈水植物)隠れ家・産卵床・水質浄化・景観づくり
エサ(配合飼料)日常の主食。色揚げ用など目的別の製品もある

屋外のビオトープ的な飼い方であればフィルターなしでも運用できますが、室内水槽で数を多めに飼う場合はろ過フィルターがあると水質管理がぐっと楽になります。まずは小さめの容器と少ない匹数から始めて、慣れてきたら容器を増やしていく、という進め方がミックスメダカとは特に相性が良いと感じます。色々な個体を少しずつ集めながら、飼育規模を広げていく楽しみ方ができるからです。

購入するタイミングにも一言触れておくと、春〜初夏にかけては越冬した個体が動き出し、繁殖シーズンに向けてショップの入荷も増える時期です。真夏の酷暑期や真冬の厳寒期は、生体にとっても輸送にとっても負担が大きいため、可能であれば春や秋の気候が穏やかな時期に合わせて迎えてあげると、輸送ストレスによる体調不良のリスクを減らせます。

飼育で気をつけたいポイント

先述の通り、ミックスメダカは品種を問わず同じ祖先を持つため、オスとメスが揃えばどんどん繁殖します。かわいい反面、飼育スペースに対して数が増えすぎると次のようなトラブルにつながります。

  • 排泄物が増えることによる水質の急激な悪化
  • 密度が上がることによる酸欠
  • アンモニア中毒による大量死のリスク
  • 過密によるメスの成長不良・産卵数の低下

飼育数の目安としてよく言われるのが「1匹あたり水1リットル」という基準です。ただしこれは「これ以上は厳しい」という上限に近い数字で、飼育に慣れないうちは1匹あたり1.5〜2リットルほど余裕を見ておくと安心です。50匹なら計算上は最低50リットルですが、実際にはもう少し大きめの容器を用意したいところ。フィルターや水草を併用してろ過能力を高めれば、目安よりやや多めに飼育することも可能ですが、無理に詰め込まないことが結局は近道です。

対策としては、

  1. 容器を複数に分けて過密を避ける
  2. 水換えは一気にではなく、少量ずつこまめに行う
  3. 増えすぎたら里親を探す、または販売元に相談する

といった方法があります。フィルターなしの容器(ビオトープ的な飼い方)であれば、目安として1〜2週間に一度、全体の3分の1程度の水を換えるところから様子を見て調整するとよいでしょう。

この記事の冒頭でも触れた通り、夏場はメダカ飼育にとって嬉しい季節である一方、水温上昇による酸欠にも注意が必要な時期です。水温が上がるほど水中に溶け込める酸素量は減り、特に匹数の多いミックスメダカの容器では酸欠が起きやすくなります。日中の直射日光を避けて半日陰に容器を置く、エアレーションを併用する、水面を覆いすぎるほど水草を茂らせないといった工夫で、夏の酸欠リスクをかなり減らすことができます。梅雨〜夏は水質も変化しやすい時期なので、屋外のビオトープで飼育している方は下記の記事もあわせてチェックしてみてください。

メダカ・ビオトープの雨対策
メダカ飼育とグリーンウォーターの活用

また、増えた個体をそのまま卵から育てたい場合や、秋以降の管理が気になる方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

メダカの卵の管理方法
メダカの学校(飼育の基本まとめ)
秋のメダカ飼育で気をつけたいこと

卵が生まれたら|針子(稚魚)の育て方

ミックスメダカはオス・メスが揃っていれば、水温が上がる時期に自然と産卵を始めることがよくあります。生まれたばかりの稚魚は「針子(はりこ)」と呼ばれ、非常にデリケートで、親と同じ容器に入れておくと食べられてしまうこともあります。卵や針子を見つけたら、親とは別の容器に移して育てるのが基本です。

針子の間はエサの大きさ・水換えの頻度・水温管理のどれもが成魚とは異なる注意点があります。詳しい育て方は別記事にまとめていますので、ミックスメダカが増えてきたらあわせて参考にしてみてください。

メダカの針子の育て方

ミックスメダカ vs 単一品種|結局どっちを選ぶ?

ここまでの内容を整理すると、選び方の基準は次のようにまとめられます。

タイプ向いている人
ミックスメダカ安く始めたい/いろんな色を一気に楽しみたい/ガチャ感覚を楽しみたい
単一品種(楊貴妃・幹之など)特定の色を揃えたい/将来的に繁殖・交配を計画したい/レイアウトの統一感を重視したい
両方を併用まずミックスで色々な系統を知り、気に入った系統だけ単一品種を追加していきたい

個人的には、メダカ飼育を始めたばかりの段階では「ミックスから入って、気に入った色柄が見つかったら単一品種を買い足す」という併用スタイルが一番失敗しにくく、飽きも来にくいと感じています。

ミックスメダカを長く楽しむために

「最初はミックスで気軽に始めたけれど、だんだん特定の色柄に惹かれてきた」というのはメダカ飼育でよくある展開です。もし気に入った個体が見つかったら、その個体同士(あるいは似た特徴の兄弟姉妹)をペアにして繁殖させ、生まれた稚魚の中からさらに好みに近い個体を選んで残す、という作業を繰り返すことで、少しずつ好みの系統に近づけていくことができます。これはいわゆる「選別」と呼ばれる作業で、時間はかかりますが、既製品の品種を買うのとは違う愛着が生まれます。

ただし前述の通り、ミックスメダカ由来の系統は固定率が低いため、狙った特徴が安定して出るまでには何世代もかかることが多く、思い通りにいかないことも多々あります。「いつか綺麗に固定できたらラッキー」くらいの気持ちで、気長に付き合うのがちょうど良いスタンスだと思います。

また、メダカ愛好家はSNSやブログで自分の飼育記録・選別の過程を発信している人が多く、同じようにミックスメダカから始めた人の経過を見るのも参考になります。自分の容器の個体と見比べながら、系統の名前や特徴を少しずつ覚えていくと、次にミックスメダカを購入するときの目利きにもつながっていきます。

よくある質問

Q. ミックスメダカとヒメダカは何が違うの?

ヒメダカは薄い黄色の体色を持つ、古くから親しまれている単一品種で、固定率も高く色柄は安定しています。一方ミックスメダカは、複数の改良品種の固定しきれなかった個体などを混ぜて販売しているもので、1匹ずつ色や柄が異なります。

Q. ミックスメダカでも繁殖できますか?

繁殖自体は問題なくできます。ただし固定率が低いため、生まれた稚魚が親と同じ見た目になるとは限りません。「数を増やす」ことと「狙った見た目を安定して増やす」ことは分けて考えましょう。

Q. 色や柄は成長とともに変わりますか?

はい、変わることがあります。特に稚魚の頃は体色が薄く、成長するにつれて本来の色柄がはっきりしてきます。購入直後の見た目だけで「ハズレ」と判断せず、しばらく育ててから見極めるのがおすすめです。

Q. ビオトープでの飼育に向いていますか?

向いています。色や柄が統一されていない分、屋外のビオトープでは自然な雰囲気の中に色とりどりのメダカが泳ぐ景観が楽しめます。品種ごとの美しさを見せたいレイアウトよりも、賑やかさや多様性を楽しみたい場合に相性が良いです。逆に、写真映えする統一感のあるレイアウトを目指したい場合は、単一品種でまとめた方が完成度の高い見た目に仕上がります。

Q. メダカの寿命はどれくらいですか?

環境によって差はありますが、一般的には1〜3年程度、飼育環境が良ければそれ以上生きることもあると言われています。品種による寿命の違いは、色柄の違いほどはっきりしたものではありません。

Q. 冬はどう管理すればいいですか?

水温が下がるとメダカの活動は鈍くなり、冬眠に近い状態で越冬します。屋外飼育の場合は、容器の水深を十分に確保し、凍結で全滅しないよう注意が必要です。エサも消化不良を避けるため、水温が下がったら量を減らすか与えないようにします。ミックスメダカだからといって特別な冬越し対策が必要になるわけではありません。

Q. 増えすぎてしまったらどうすればいいですか?

容器を増やすスペースがない場合は、無理に飼育数を維持しようとせず、里親を探すのもひとつの方法です。地域のメダカ愛好家コミュニティやフリマアプリ、購入したショップへの相談などが選択肢になります。安易に川や池へ放す「野外への放流」は生態系への影響が指摘されており、避けるべき対処法です。

Q. 水草と一緒に飼うことはできますか?

問題なく一緒に飼えます。むしろ水草はメダカの隠れ家や産卵床になり、水質浄化にも役立つため相性は良好です。ホテイアオイやアナカリス、マツモなどはメダカ飼育の定番として使われています。ビオトープであれば、水草の緑と色とりどりのミックスメダカのコントラストも楽しめます。

Q. ミックスメダカを選ぶときのコツはありますか?

お店や通販で選べる場合は、袋の中や水槽の中で元気に泳ぎ回っている個体が多い群れを選ぶのが第一です。そのうえで、色の割合(黒系・赤系・ラメ系など)の内訳が写真やショップの説明に記載されていれば、自分の好みに近い割合のロットを選ぶとより満足度が高くなります。「10匹+α」のように保証数がついているセットは、輸送中に体調を崩す個体がいた場合の保険にもなるため安心材料のひとつです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミックスメダカとはなんぞや??
購入者の向き不向きの整理の参考になりましたら幸いです。

実際購入した私としては満足度は非常に高いです!!

下記に購入リンクを貼っていますので
気になる方は是非ご覧くださいませ!

ではでは~^^

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