こんにちは! 黒田です。
今回は水槽を立ち上げるに当たってまず必要になってくる水槽。
これまで9cmキューブ水槽(100均)~60cmワイド水槽までを
立ち上げたことある私が水槽サイズを選ぶ基準をご紹介します!
おすすめはやっぱり60cm水槽!
![2 year old child indoors watching fish swiming in big fish tank, aquarium. Aquaria concept.](https://image.shutterstock.com/image-photo/2-year-old-child-indoors-260nw-1630065061.jpg)
先に言います。 特に制約が無ければまずは60cm水槽から始めましょう。
幅60cm×奥行30cm×高さ36cmのレギュラー水槽です!
- 始めての水槽立ち上げ
- まだどんな水槽にするかは決めていない
- 管理を簡単にしたい
そんなあなたはとりあえず黙って60cm規格水槽をポチりましょう。
以上。 ではでは~^^
だとさすがにダメですかね?笑
それではなぜ60cm水槽をプッシュするのかも踏まえて
水槽の選び方をもう少し掘り下げていきましょう!
水槽立ち上げにまずは考えたいこと
水槽を立ち上げる際にまずは考えておきたいことがあります。
- 水槽をどこに置くのか
- どういった水槽にするのか
- 予算はいくらまでなのか
この3つの指標を持って水槽のサイズ等を考えていきますよ!
頑張ってついてきてくださいね!
水槽をどこに置くのか
![Interior of a open plan apartment with wooden shelf](https://image.shutterstock.com/image-photo/interior-open-plan-apartment-wooden-260nw-1555441769.jpg)
先程挙げた60cm水槽。 重量はどれくらいになるでしょうか?
勿論中に入れる石や流木などの素材によって大きく左右しますが
一般的な重量(水量)を求める式があります。
幅(cm)×奥行(cm)×高さ(cm)÷1000=水量(L)
60cm水槽に当てはめると・・・?
60(cm)×30(cm)×36(cm)÷1000=64.8(L)
といううことで約65kgとなります。 水1L=1kg
これに素材あれこれ入れると+20kgくらいでしょうか?
合計でまぁ80㎏で考えます。
重くてとても持ち運びができませんよね?
なので一度設置してしまうと「やっぱあっちに」なんて難しい…
それを考慮し、最初に置く場所はしっかりと考えましょう!
水槽台購入のすすめ
![aquadesk](https://www.kurodaqua.com/wp-content/uploads/2020/11/44632-1024x768.jpg)
一般的な家具の上にそのまま80kgの水槽を上に置いてしまうと
家具が耐えられずに破損→そのまま水槽も落下し割れて水浸し…
これはなんとしても避けたいケースです。
その為、一般的には水槽を置く専用の水槽台などを使用しますので
その水槽台が置ける場所を選定しましょう。
そして置き場所として避けたい場所をいくつか挙げておきます。
- 直射日光の入る場所(水温変化を避ける)
- テレビやドア付近(音が魚のストレスに)
この2つを避けましょう。 逆にオススメは
- 水道が近いところ(水替えが楽)
- コンセント付近(結構使う)
結構何も考えずに置くと後悔します笑
どういった水槽にするのか
水槽には主に2種類の素材でできています。
- オールガラス水槽
- アクリル水槽
- (フレーム付水槽)
あれ・・? 3つある?? 目の錯覚?笑
それぞれオススメのシーン等を見てみましょう!
オールガラス水槽
![](https://www.kurodaqua.com/wp-content/uploads/2020/11/image-26-1024x768.png)
うちの現状稼働している水槽4つのうちの2つはオールガラス水槽です。
メリット・・・綺麗に見える、小~中型までは安価、清掃が楽
デメリット・・・重い
オールガラス水槽は最近ではメジャーでほとんどの人が使っています。
メリットとしては安いこと。そして清掃が楽ということ。
ガラス面についたコケの掃除の際にスクレーパーと呼ばれる道具が使えます。
カッターの刃を想像してください。 それで削ぎ落とすようなイメージで楽です!
アクリル水槽
![](https://www.kurodaqua.com/wp-content/uploads/2020/11/image-27-1024x768.png)
うちで稼働している海水水槽がアクリル水槽です。
メリット・・・大型のものだと安い、傷が無ければ透明度が高い、軽い
デメリット・・・傷つきやすい
120cm水槽など大型水槽の場合、アクリルの方が安かったりします。
また、透明度が段違いに高いです。私自身、初めて使用したときは感動しました!
しかし、使用していくうちにその感動は絶望へと変わります・・・(私のせい)
掃除の際、ガラスだとスクレーパーですぐ終わるコケ取りもアクリルだと難しい。
傷がつきやすいため、刃物など使えません。傷が付こうものなら次回は
その傷からコケが目立ち始めます・・・悲
フレーム付き水槽
昔はこれが一般的でした。
お祭りで金魚を掬って来て、飼育する容器はだいたいこれ。笑
ホームセンターでも買える安価な水槽です。
見た目の面ではやはりフレームのプラスチック部分が気になってしまいます。
一時的な避難水槽や水草のストックなどにはおすすめです。
私も現状、大きくなりすぎた魚がエビを食べてしまうので隔離水槽として使っています。
じゃあ結局どれよ
個人的にはオールガラス水槽一択かなという感じです。
ただ、大型の古代魚飼育等水槽サイズの大きいものが必要な際は
アクリル水槽がいいのかなと思います!
私は海水水槽をアクリルの60cmワイド水槽で立ち上げました。
ぶっちゃけ後悔してます。 傷が目立ってしまうので・・・
基本はオールガラス
大型はアクリル
避難用はフレーム付
これで間違いないかと思います!
予算はいくらまで?
![Income Tax, Calculator, Accounting, Financial](https://cdn.pixabay.com/photo/2019/04/02/09/27/income-tax-4097292_960_720.jpg)
最終的には予算がないと購入できません笑
これが資本主義の残酷なところです←
まず絶対の真理として頭に入れておいて欲しいことがあります。
水量は正義
これは間違いないです。アクアリウム界の真理。
1+1=2 くらい常識になります。
水量が多いと重くなるというデメリットこそあるものの
メリットの方が圧倒的に多いのです。
温度の変化が緩やかとなる。
水質の悪化に強い。
飼育できる魚の数なども増える。
水量は正義。 大事なことなので2回言いました。笑
予算を安く抑えたい
そんなあなたは必然的に大型水槽は候補から外れるでしょう。
基本的にはサイズが小さい方が安いです。(流量は正義を忘れるな)
ただ、例外も多く存在します。
変則サイズは高くなる。
水槽で言うと規格が決まっているサイズがあります。
30cm水槽、45cm水槽、60cm水槽など。
規格が決まっている=安い、対応機材が多い です。
〇〇cmスリム水槽(奥行きが狭い)
〇〇cmワイド水槽(奥行きが広い)
〇〇cmハイ水槽(高さが高い)
など変則的なものは価格が規格製品より高いことも多いです。
ただ、それぞれ置き場所が限られていたり、素材の幅が広がるなど
メリットもあるので一概にダメとは言えないです。
予算を安く抑えたい場合は規格水槽を選ぶこと。
そしてフリマアプリや中古品を狙うなども一つの手です。
金は天下の回りモノ。宵越しの金は持たねぇ派
そんなあなたはアクアリウムの原則の通り、流量の多いものを選ぼう。
流量が多い程選択の幅は広がります。
無難に60cm水槽を選んでも、大きくなる魚などは飼育が難しいということも。
特に古代魚系は大きくなるので水槽サイズが大きくないと飼育できません。
四畳半の家よりも4LDKの方が好きな家具が置けるし家族も住めますよね!
ただ、注意点があります。
金にモノを言わせてくそでかサイズの水槽を買った場合、
重量がとんでもない重量になります!
あなたの家の床は大丈夫ですか!?!?!?
一般的に最近のマンションなどは建築基準法施行令に基づいて設計されており
床の最低耐荷重が180/㎡となっています。
そのため、大きい水槽を買う場合はそもそも床基礎から作り直すなどが必要な場合も。
そこだけは注意しておきましょう!
黒田的所感 ~まとめ~
いかがだったでしょうか?
水槽はとても重いです。 買って設置してから公開しないようにしましょう。
- 置き場所の選定(直射日光を避け、コンセントと水道の確保)
- 予算を考えつつ水槽サイズや素材を決める(60cm規格がおすすめ)
- 水槽台も併せて購入を検討する
- Enjoy Aqua Life☆
ではでは~^^
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