底砂はソイルだけじゃない! 砂利系のすすめ

ラプラタサンド Select Goods

こんにちは! 好きな砂はボトムサンドでおなじみの黒田です!
今回は底砂選びということで砂利系のメリット・デメリットを紹介します。
底砂といってもソイルや砂利、砂など様々ですが・・・
今回は砂利や砂などをおすすめしていきます!

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砂利系を使用する5つのメリット

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メリット

  • 半永久的に使用可能
  • 底床掃除が簡単
  • 初心者でも扱いやすい
  • 底面フィルターと相性抜群
  • 栄養系の管理がしやすい

こんな感じでしょうか?
項目によってはメリットとデメリットが入れ替わるものもありますが
もう少し噛み砕いて見ていきましょう!

砂利系のメリット① 半永久的に使用可能

読んでそのままですが、半永久的に使えます
比較対象をソイルで説明しますと、ソイルとは土を焼き固めたものです。
なので使用していくうちに粒が崩れていき、最終的には泥のようになります。
そのため、定期的にリセットや交換が必要になります。

しかし、大磯砂をはじめとした砂利系のものは目には見えない程度に
溶けてしまったりはするものの潰れてなくなる心配がありませんので
長期の維持が出来たり、洗えば何度でも敷き直せます!

しかもソイルに比べて価格も安いので
コスパ面では非常に優れています!

砂利系のメリット② 底床掃除が簡単!

先述の通り、粒が潰れてしまうなんてことのない砂利系は
掃除が多少雑になったりしても大丈夫です!笑

底床掃除といえばやはり圧倒的にオススメの用品である
Suisakuさんの『プロホースシリーズ』ですよね! 
砂利系は比重も思い為、このプロホースでの掃除と相性がいいです。

底床の汚れはコリドラスの飼育などにおいて病気の要因となってしまいます。
定期的な掃除が億劫になっては困ります。
粒も丸いものが多く、コリドラスなど底モノ系と呼ばれる種類とも相性がいいですね!

砂利系のメリット③ 初心者でも扱いやすい

掃除のしやすさもさることながら、扱いやすいと言われる理由は別にあります。

黒田の初心者あるある~!!
綺麗な水草水槽に憧れてショップ店員のススメでADAのアマゾニア(ソイル)を
購入し水槽を立ち上げるも一瞬でコケだらけになり挫折する!

あると思います!!

まぁ挫折まではいかなくとも、皆さん経験あるのではないでしょうか?
いずれソイルについてもお話しますが、栄養を多く含むものが多いため
水替えをサボったりしてしまうと瞬時にコケが発生します。

しかし砂利系は無機物の為、基本的には栄養を保持しておらず
栄養過多になりにくくコケの発生がソイルに比べると少ないです。
※コケが出ないわけではないです。餌や魚のフンなどもコケの発生源です。

なので、いきなりコケまみれになって出鼻を挫かれたくない初心者には
比較的おすすめしやすい底床といってもいいでしょう!

砂利系のメリット④ 底面フィルターと相性抜群

底面フィルターをご存知でしょうか?
水槽の大きさにもよりますが、底面フィルターは文字通り
底床がろ材の役割を果たすため非常にろ過能力の高いフィルタです。

そのろ材代わりとして効果を発揮するのが粒の大きな砂利系です。
底面フィルターのろ過能力が落ちてしまう要因の多くが底床の目詰まり
その為、掃除のしやすい砂利系は底面フィルターのろ材としても優秀です!

ろ過能力が落ちてきたと感じたらプロホースでズイズイっと
隙間の汚れを吸い取ってやることでまた驚きのろ過能力を発揮することでしょう!

砂利系のメリット⑤ 栄養系の管理がしやすい

これは基本的にはデメリットなのですが、一部の玄人にとっては
メリットになるかもしれないので軽く紹介します。

デメリットでもありますが、砂利は栄養がありません。
(厳密にはミネラル分などもあるとはおもいますが割愛します)

栄養がないため、水草を育てる際は別途肥料などが必要です。
言いたいことはわかりましたか??

そもそも0ベースなので各種肥料を自分の判断で追加することが可能です!
例えば、赤系の水草の色が悪いから鉄分をもう少し添加するか~
みたいに現状を分析し、今足りていない栄養素を好きなだけ添加できます

勿論日々の観察や栄養素の知識が必要になりますが、
自身で好きに管理が出来るのは一部の人にとってはメリットではないでしょうか?

ちなみに私には無理です。(真顔)

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砂利系を使用する4つのデメリット

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デメリット

  • 栄養がない
  • 水質がアルカリ性に傾く
  • 水槽に傷が付きやすい
  • 最初の濁り取りが大変

デメリットはこんな感じ。
勿論内容によっては先程と反対でメリットになるものもあります。
それでは今度はデメリットを掘り下げていきましょう!

砂利系のデメリット① 栄養がない

先程はメリットとして紹介しましたが、基本的にはデメリットでいいでしょう。
単純明快で栄養がないと水草の育ちが遅くなったり悪くなったりします。
当然余分に栄養添加剤を揃える必要が出てくるため
安い砂利系でも結局お金が必要です。 むしろ高く付きます・・・笑

よっぽどでない限りは水草を育てる際はソイルを選ぶほうが無難です。
とはいえ陰性水草などの育成の場合は砂利系でも十分育ちます

砂利系のデメリット② 水質がアルカリ性に傾く

砂利系のデメリットは? と聞いて一つ挙げるならこれでしょう。
水草にしても魚にしても多くは『弱酸性』を好む種が多いです!
(アルカリ性を好む水草や魚も勿論います)

その為、定期的な換水(地域の水道水によって変わる)や場合によっては
水質を酸性に傾ける添加剤の使用が必要な場合もでてくるかもしれません。

アルカリ性に傾く理由には硬度などが関わってきますが
難しいので気になる人は調べてください!笑

あと大磯砂などは文字通り海辺から拾ってきているので
貝殻やサンゴなども混入しているためアルカリに傾きます! 

ちなみに一般的には1年以上使用しているとアルカリに傾く度合いが緩くなります。

砂利系のデメリット③ 水槽に傷がつきやすい

簡単ですね。硬いんで当然場合によってはガラスやアクリルに傷がつきます。
アクリルなどはそれ自体が傷つきやすいのでより注意が必要です。

更にガラス面のコケ掃除でよく用いられる道具である
『プロレイザー』系を使用する際は砂を噛んでしまわないように注意しましょう!
コツとまでは言わないですが、私はあまり水槽の底までは刃を入れないようにする
もしくは上から下への一方通行にしか使用しないようにします。

それだけで傷をつけるリスクを減らすことが出来ますので是非参考にしてください!

砂利系のデメリット④ 最初の濁り取りが大変

ソイルと違い、砂利系は使用前に水ですすぐ必要があります。
これは余分なゴミやほこりなどが混入しているためそれを除去するのです。
やったことがある人は理解できるのですが、これが中々大変・・・

先日私もADAのラプラタサンドを使用する際にバケツにドバっと入れて
ゴム手袋を装着しひたすら洗っていたのですが、地味に数十分かかりました笑
正直キリがないです・・・

とはいえ、コツとしてはある程度数回に分けて洗うことで濁りは取りやすいです!
小袋ならともかく、まとまったkg数使用する場合は小分けで洗うのをおすすめします!

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おすすめの砂利系 ~黒田セレクション~

ちゃちゃっとご紹介していきますよー
と言いましたが正直そんなに頻繁に使っているわけではないですが
私が使用した感じでのオススメをします。

長年生き続けてきたベテランの砂利 大磯砂 

まずはこれでしょう。
これまでのメリットデメリットは基本的には大磯砂をイメージして話してました。

なんといっても価格が安いこと。
THE 平均。笑

めちゃくちゃ良くもないし、悪くもない。
避難水槽などちょっとした水槽によく使います。
メリットの掃除のしやすさやリサイクル性はやはり評価が高いですね◎!

大人気の砂! エイエフジャパン 田砂

これまた高い知名度と信頼性を持つ田砂。
色んな色の粒が混ざっているため自然観を出しやすいです!
底に全面に敷くも良し、湧き水などのワンポイントに使うも良し。

細かい粒ですが角も無いためコリドラスなどにも優しいです!
内容量の種類も多いので必要量に応じて買いましょう!

黒田の好きな スドー ボトムサンド

私のイチオシのボトムサンド。
なんといってもパッケージのコリドラスがかわいい←

よくソイルとの敷き分けをする際に使用しています。
パッケージの通りコリドラスに適してます。 
粒も非常に細かく軽いのでモフモフしてる感がより出てる気がします笑

色はやや茶色? オレンジ? みたいな色なので落ち着いた印象です!

みんな大好き ADA ラプラタサンド

真っ白!! 綺麗!! 
さすがADAですね・・・笑
非常に多くの方が使っている砂ですよね!

私も一番直近のメイン水槽で初めて使用しました!
ただ、個人的には白過ぎるかな~・・・
特に敷き分けに失敗し、ソイル漏れを起こすと目立ちます
あとは魚やエビのフンなども目立つので掃除の頻度次第ではネックになるかも。

その他

使用したことはないですが、セラミックサンドなどもいいと思います!
なんといってもカラーバリエーションが超多い!
ネイチャーアクアリウムでの使用は難しいですが
ベタの底砂などでは映えたりしますね!

大型魚や古代魚などを飼育する方はガーネットストーンを使用しているイメージ。
比重が高いので大きな魚が暴れても砂が舞い上がり濁るという心配がないです。

まとめ

いかがだったでしょうか??

これまでソイル一択だったり、砂利系ってワンポイントでしょ?
って人は結構多いのではないでしょうか??
しかし、内容によっては砂利の方が良い場面も多いです。

1袋あるだけで今後のアクアライフの幅も格段に増えるでしょう!
飼育する魚種やレイアウトによって、是非砂利系の底砂も使用してみてくださいね!


ではでは~^^

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