こんにちは! 黒田です。
車の天井にスマホを置いたまま発進し、高速道路で紛失したとです。
黒田です・・ 黒田です・・・ 黒田です・・・
SNSでアクアフレンズが増えてきまして、
皆さんの水槽写真を見ながらニヤニヤしているのですが
たまに残念だなーって思うことがあります。(上から目線)
油膜ギラギラやないかいっ!!!!
ってことで今回は水槽写真や映像の敵!
水槽の油膜の原因と取り方について解説していきます。
先に結論をまとめると、こんな感じです。
- 油膜の正体は、餌の食べ残しや死骸などから出るタンパク質・バクテリアの死骸と言われている
- 今すぐ取るならキッチンペーパー・計量カップ、続くならサーフェススキマーやエアレーション
- 取るだけでは何度でも出てくる。餌の量・枯れ葉・フィルター掃除で原因を減らすのが本当の対策
ギンギラギンにさりげなくいるあいつ。。。油膜の正体と原因
さて、皆さんそもそも油膜って何かパッと思いつきますかね?
歴戦の猛者たちは「あぁ、、、いやだぁ、、、」
初心者さんたちは「いや、水槽に油なんていれねーよ」
うちの親父は「Glaco使えば解決するやろ?」
となります。←
(ガラコは車の窓ガラス用です。水槽には使えませんので念のため笑)
油膜の正体はタンパク質とバクテリアの死骸
油膜っていっても色々とあって厳密にこれ!!!
とは言えないみたいなんです。(ぉぃ)
しかし、よく言われているのは・・・・
バクテリアの死骸、タンパク質だそう。
水の中で分解しきれなかった有機物が、水面に集まって膜のように見えているわけですね。
油膜が出やすい5つの原因
油膜が出やすいのは、だいたい次のようなときです。
- 水槽の立ち上げ初期:汚れを分解するバクテリアがまだ少ない
- 餌の与えすぎ:食べ残しはタンパク質のかたまり
- 生体の死骸・水草の枯れ葉:見えない所で傷んでいく
- 夏の水温上昇:水に溶ける酸素が減り、バクテリアが弱って死滅しやすい
- 水面が動いていない・フィルターが汚れている:汚れが水面にたまり、ろ過も追いつかない
例えば夏場の水温上昇によって水中の溶存酸素量が低下し
酸欠になったバクテリア達が死滅し浮いてくる・・・
悲鳴もんですね・・・笑
立ち上げ初期の油膜は、バクテリアが増えて水槽が落ち着いてくると自然に出にくくなることが多いです。
逆に、立ち上げから時間がたった水槽で急に油膜が出てきたら、餌の量・死骸・フィルターの汚れなど、何かが変わったサインだと思って点検してみてください。
油膜は魚に害がある?
うっすら出ている程度なら、すぐに魚がどうにかなるものではありません。
ただ、水面を厚く覆ってしまうと水面から酸素が溶け込みにくくなるうえ、照明の光も弱まります。
何より、油膜は「水槽の中で有機物が分解しきれていない」というサイン。
見た目の問題だけでなく、水質悪化の入り口と考えて早めに手を打ちましょう。
今すぐできる!油膜の取り方4選
まずはざっと挙げていきましょう!
- 物理的に除去(キッチンペーパー・計量カップ)
- 生物で除去(モーリー)
- 機材で除去(サーフェススキマー)
- エアレーションや水流で除去
まぁ大きくこの4つですよね。
基本的には対策を取りながら、原因を取り除くこと。
両方から攻めないと根本的な対策にはならないので注意ですね!
| 方法 | 費用の目安 | 効果 |
|---|---|---|
| キッチンペーパー・計量カップ | ほぼ0円 | その場はきれい。すぐ戻ることも |
| モーリー | 生体代のみ | 食べてくれるが増えやすい |
| サーフェススキマー | 数千円〜 | 常に吸い取るので一番確実 |
| エアレーション・水流 | エアーポンプ代 | 散らして目立たなくする |
①物理的に除去(キッチンペーパー・計量カップ)
まず手っ取り早い方法としては物理的に除去していくやり方です。
具体的には・・・・
- 水面付近の油膜(水)を計量カップなどですくい取る
- キッチンペーパーを被せて表面張力で取り除く
主に2つの方法が多いでしょうか?
私はよく計量カップで取り除いていました。
カップの縁を水面ギリギリに沈めて、表面の水だけを流し込むようにすくうのがコツです。
水換えのついでにやれば、減った分は新しい水を足すだけなので一石二鳥ですね。
キッチンペーパーで除去すると綺麗に取れるといろんな所で
見かけるのですが、私が下手なのかいつも失敗します…笑
一般的なやり方は次のとおりです。
- キッチンペーパーを水面の大きさに合わせて切る(小さい水槽なら1枚、大きい水槽は数枚に分ける)
- フィルターやエアレーションを止めて、水面を静かにする
- ペーパーを水面にそっと乗せ、数秒待つ
- 端からゆっくり持ち上げる。油膜がペーパーに移る
- 取り残しがあれば、新しいペーパーで繰り返す
ペーパーを沈めたり、長く置きすぎたりすると破れて繊維が水槽に残るので注意。
また、終わったらフィルターの電源を入れ忘れないようにしましょう(これ大事)。
両者とも身近なアイテムを使用し手軽に行うことが出来るのですが
あくまで一時的な効果にとどまります。
そのため、後で解説する根本的な対策が平行して必要となります。
②生物で除去(モーリー)
油膜といえば『ブラックモーリー』
ブラックモーリーといえば『油膜担当』
とりあえずこいつ入れときゃなんとかなんべ??
と言わんばかりに油膜対策にうってつけの生物です。
よく見ると口がやや上向きについており、水面の油膜を食べてくれます。
油ばっかり食べてると黒田みたいになっちゃうぞッ☆
ブラックの他にもシルバーがいたり、バルーンみたいな形状もいたり様々です。
黒い体色も結構水景が引き締まって好きです。
ただ、私としてはあまり使いたくない手なのです・・・
その理由をたった一言で説明しよう!!
『卵胎生メダカ』
これでピンときたあなたは初心者ではないっ!!笑
簡単にいうと「あっという間に増えます」。
油膜対策でとりあえず2匹だけいれるかー
で雄雌だった場合、いつの間にか水槽内のメインフィッシュになります笑
導入の際は雌雄を分けて飼育するのが個人的にはおすすめです。
まぁ増えてもいいならいんですがね・・・
ちなみにオスとメスの区別はお腹の下側(尻ビレ)で判別します。
オスは尻ビレが細く尖った形(交接器)になっていて、メスは丸い尻ビレです。
参考にしてみてくださいね!
また、モーリーは弱アルカリ寄りの水を好むと言われる魚です。
ソイルを使った弱酸性の水草水槽に入れる場合は、ショップで水の相性も相談してみてください。
③機材で除去(サーフェススキマー)

最後は機材購入で除去していきます。
私は大体これに落ち着きます…笑
水面の水を吸い込んで油膜を取る機材を『サーフェススキマー』と呼びます。大きく2つのタイプがあります。
吸水パイプ交換タイプ
一つは上記の写真のように、外部フィルターの吸水パイプを油膜除去用のものに変えるという方法。
通常の吸水パイプのように下からの吸水と同時に、
水面にも吸水口があり、油膜ごと吸い取ってくれます。
プラスチック製、ステンレス製、ガラス製など
材質も様々で見た目は勿論値段も変わってきます。
買う前に、お使いの外部フィルターのホース径(例:12/16mmなど)に合うかを必ず確認しましょう。
独立タイプ(水中ポンプ式)
もう一つは単独で油膜除去をする機材を導入する方法です。
かの有名なADAさんでいうVUPPA-Ⅱ(ブッパⅡ)などがそれにあたります。
上の切れ込み部分から水面の水を吸い込み、下の小さな吐出口より排水する。
この循環によって油膜を除去していく製品になります。
やはりADAさんはスタイリッシュで水景を邪魔しません。お値段もスタイリッシュになりませんかね・・・?
安定と信頼のエーハイムさんも勿論ラインナップしていますよー。
こちらは見た目がアレですがその分お買い求めやすい値段。
メーカー公表値では適合水槽350L以下、流量は可変(50Hzで130〜240L/h)、消費電力4.5W(50Hz)。水位が下がっても吸水口が最大3cm上下して追従してくれます。
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 吸水パイプ交換 | 水景を邪魔しない。電源不要 | 外部フィルターが必要。取り外しが大変 |
| 独立タイプ | どの水槽でも付けられる。外すのも簡単 | 本体が目立つ。電源が1口必要 |
パイプのメリットは水景を邪魔しないこと。
一方の独立タイプは不要になった際の取り外しが容易ということ。
写真撮るときだけ外したい! と思ってもパイプだと大変ですからね。。。
④エアレーションや水流で除去
最後は水面を揺らして除去する方法。
特にエアレーションをすることで、はじける泡と水面の動きで
油膜を散らし、目立たなくすることが可能となります。
特に夜間のエアレーションは油膜除去と共に
酸欠の抑制につながり、水槽内の環境を整えるのには
非常に有効な手段といえるでしょう^^
CO2を添加している水草水槽なら、照明が消えている夜だけエアレーションするとCO2を無駄にしにくいです。
照明やエアーポンプのON/OFFを自動化したい方はスマート電源タップでアクアリウムを自動化も参考にどうぞ。
だだし、当然泡が弾けた際の飛沫が・・・・orz
照明やフタに水はねの跡が付くので、こまめに拭いてあげましょう。
サーフェススキマーは自作できる?お金をかけない油膜対策
「スキマーを買う前に、自作や手持ちの機材でなんとかならない?」という方も多いと思います。
自作スキマーの作り方はネット上にいろいろありますが、まずは手持ちの機材の位置を変えるだけで改善することも多いので、そこから試してみてください。
- 排水口(シャワーパイプ・吐出口)を水面に向ける:水面が常に揺れて、油膜がたまりにくくなる
- 外部フィルターの吸水口を少し上げる:水面に近い水を吸わせる。ただし水位が下がると空気を吸い込む(エア噛み)ので、水位はこまめにチェック
- エアストーンを水面近くに置く:浅い位置でも水面は十分に動く
それでも油膜が続く場合に自作スキマーを考えるなら、次の点には気を付けましょう。
- 生体の吸い込み:エビや稚魚が入らないよう、吸水口にスポンジやネットを付ける
- 素材:水に溶け出すものがないか(塗装・接着剤・金属など)
- 空回り:水位が下がったときにポンプやフィルターが空気を吸い続けないか
市販のスキマーは数千円から手に入り、水位の変化への対応や吸い込み防止も考えて作られています。
手間とリスクを考えると、長く使うなら市販品のほうが安心というのが私の考えです。
油膜を再発させないために日頃から意識すべきこと
では日常管理で出来る油膜対策とはなんでしょうか??
餌の与えすぎには気を付ける
油膜に限らずコケなど様々な悪影響を及ぼすのが魚の餌。
ついつい食べてる仕草がかわいくて上げすぎてしまいますよね。
わかります。 えぇ、わかりますとも。
ですが、健康な成魚なら2、3日餌をやらなくても死にません。
ちょっと今日は少ないかな?くらいでちょうどいいです。
よく、2、3分で食べきれる量を目安にといいますね。
もしくは少量を小分けにして与えるようにしましょう。
水草の管理は定期的に
水草は成長が早いものもあれば遅いものもありますよね。
特に成長が止まってしまい、色落ちしたものや枯れたもの。
そういったものは思い切ってカットし取り除くことをオススメします。
水質悪化は勿論、それらをカットすることで栄養を他の元気な葉へと
行き渡らせることが出来る為、積極的に取り除きましょう。
生体の死骸はすぐに取り除く
病気は勿論、餓死や喧嘩など様々な要因で☆になってしまいます。
死骸はエビの貴重な動物性たんぱく質となる為、食べることもありますが
出来るだけはやく取り除きましょう。
そこからまた病気の蔓延やカビの原因にも繋がります。
餌についで油膜の原因はこういった大きなたんぱく質源であると考えられます。
たまにすべき対策:フィルターの掃除
水草水槽を立ち上げている方の多くは外部式フィルターを使用しています。
その外部式フィルター、定期的に清掃してますか??
私は放置しがちです。←
フィルターは中のろ材で様々なものを濾しとります。
それは先程挙げたような餌の残りや死骸のカス、水草も。
水槽内に漂っていれば気になって取り除くこともしますが、
中が見えないフィルター内の場合、いつまでもそこに残ります。
なので、定期的に濾過槽の掃除もしましょう。
とはいえ洗いすぎないように注意しましょう。
綺麗にしてやるぜぇぇぇといってガシガシ洗うと
せっかく住み着いたバクテリアまでいなくなってしまい、
結果、油膜が出ますので・・・笑
ろ材は水槽の飼育水で軽くすすぐくらいがちょうどいいです。
掃除のあとにフィルターが動かない・水が出ないときは外部フィルターが動かない時の対処をどうぞ。
メダカ・ベタなどフィルターなしの容器の油膜
メダカの睡蓮鉢やベタのボトルなど、フィルターやエアレーションを使わない容器でも油膜は出ます。
こういった容器では機材を足すより、キッチンペーパーで取る+水換え+餌を減らすの組み合わせが現実的です。
- ベタ:水面で空気を吸って呼吸する魚なので、水面を厚く覆う油膜は放置しない。ヒレが長く強い水流は苦手なので、エアレーションは弱めに(ベタの飼育容器の選び方)
- メダカ:屋外の容器は雨水や落ち葉でも汚れやすい。水換えのやり方はメダカの水換え完全ガイドで解説しています
水槽の油膜のよくある質問
油膜は放置しても大丈夫?
薄い油膜がすぐに魚へ害を与えることは少ないですが、厚くなると水面からの酸素の溶け込みを妨げます。
また油膜が出ているのは「有機物が分解しきれていない」サインなので、取り除くと同時に原因(餌・死骸・フィルターの汚れ)を見直しましょう。
立ち上げ初期の油膜はいつ消える?
バクテリアが増えて水槽が落ち着いてくると、自然に出にくくなることが多いです。
期間は水槽の大きさやろ過の状態で変わるので一概には言えません。それまではキッチンペーパーやエアレーションでしのぎつつ、餌を控えめにしておきましょう。
キッチンペーパーでうまく取れないときは?
フィルターやエアレーションを止めて水面を静かにしてから乗せる、ペーパーを小さく切って何回かに分ける、の2点を試してみてください。
それでも難しければ、計量カップで表面の水ごとすくうほうが確実です(私はこっち派です笑)。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 油膜の正体はタンパク質やバクテリアの死骸。立ち上げ初期・餌の与えすぎ・死骸・高水温・フィルターの汚れで出やすい
- すぐ取るならキッチンペーパー・計量カップ、続くならサーフェススキマー・エアレーション
- 本当の対策は餌の量・枯れ葉・死骸・フィルター掃除で原因を減らすこと
綺麗な水景が出来たらSNSで自慢しますよね??
その際にコケもすごかったり、水面がギラギラだと
非常にもったいない気持ちになります。
それはもうもったいないオバケです。
水もパキパキ、水草ボーボー
水面もしっかり意識して最高のコンディションで自慢しましょう!!
ってか自慢してください、私に。笑
油膜と一緒にコケも気になる方は、水槽のコケ完全対策ガイド で種類別の原因と対策をまとめています。
コケを最初から生えにくくする考え方はコケの生えにくい水槽のつくり方でどうぞ。
【コメントで教えてください】
みなさんの油膜対策は「キッチンペーパー派」「スキマー派」「エアレーション派」「モーリー派」のどれですか?
何をしても油膜が消えない…という方は、水槽のサイズ・フィルターの種類・油膜が出始めた時期を書いてもらえれば、一緒に原因を考えます!
名前はニックネームでOK、メールアドレスは公開されません。いただいたコメントには、できるだけお返事します!
ではでは~^^



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